「人と自分を比べて落ち込んでしまう」　
「失敗やミスを過剰に恐れてしまう」

「他人の目や評価が気になってしまう」

 

このように、

他者との違いや

自分のダメな部分ばかりが

気になって、

ネガティブな気持ちに

なってしまうことはありませんか？

 

これらは

「自己肯定感の低さ」が

原因かもしれません。

 

自己肯定感の低さの理由には、

あなたがこれまで気づけなかった、

ある大きな問題が潜んでいます。

 

どこに問題があるのか

を探る方法について

お伝えします。

 

 

【自己肯定感とは？】　
　

自己肯定感とは、

字の如く

「ありのままの自分を肯定する感覚」

のことを指します。

 

この感覚は、

他者と比較することなく、

自分自身が「今の自分」を認め、

尊重することで生まれます。

 

 

【自己肯定感を下げてしまう大きな問題】

自己肯定感の低い人というのは、

実は、

知らず知らずのうちに、

さらに自己肯定感を低くする行動を取り、

負のループに陥っています。

 

あなたにも、

次のような考え方の癖がありませんか？

 

▷完璧主義

あなたは、

「もっと頑張らなくては」

「もっとこの部分を直さなければ」と

自分自身に

「もっと、もっと」と

負荷をかけていませんか？

実は、

この完璧を追求する考え方は、

今の自分を否定することに

つながってしまいます。

 

人間なので、

完璧はないのです。

 

自分の足りない部分ばかりに

焦点を当て

完璧主義を目指すのではなく、

よい所も悪い所もある自分を認め、

長所をさらに伸ばすにはどうしたらいいか、

活かしていくにはどうしたらいいか

について考えていくようにしましょう。

 

▷ネガティブな思い込み
自己肯定感が低い人には、

「〇〇ねばならない」

「〇〇しないと嫌われる」

といったような

ネガティブな思い込みが

ある場合が良くあります。

 

例えば、

人に迷惑をかけてはいけない、

失敗してはいけない、

弱音を吐いてはいけない、

などです。

 

たいていは、

育った環境や
過去に親や先生に言われたこと、

経験したことなどが

影響しています。

 

これらは、
他人軸に支配されている状態です。

 

これらの思い込みを手放すことで、

あなたの願いの通りに

行動することができるのですが、

 

第1ステップとしては

「思い込みであることに気付く」

ことが大事です。

 

自分では当たり前になっているため、

気付けないことがほとんどです。

 

そのため、

これまでの自分の過去の経験や行動を

振り返り、

どのような基準で

物事を判断してきたかを

見つめ直すことが必要です。

 

そこに

「〇〇ねばならないから」

といった言葉が出てくるようであれば、

それが自身を縛っている思い込み

である可能性があります。

 

 

【Precious Venus流　自己肯定感の高め方】

ここから、

Precious Venus セルフコーチングで活用している、
自己肯定感を高める方法について、

ご紹介します。

ぜひ日常的に取り入れて見て下さい。

方法①：自分の感情を書き出してみる

 

まずは、

モヤモヤを感じたり、

嫌な気分になった時のことを

書き出してみることから始めてみましょう。

 

書き出すことで、

自分が抱えている

ぼんやりとした負の感情を、

視覚的に眺めることができます。

そこで、

自分が感じているモヤモヤした感情や

ネガティブに感じた感情が、

一体何に紐づいているのかを
見つめることができます。

 

一見、

その出来事自体に原因がありそうで、

実は、全く別のことに

原因が隠れている
なんて場合もあります。

 

ただ頭の中で考えている

（こころで感じている）

だけでは、

そのことに気づけないことも多いものです。

 

客観的に捉えて、

分析するためにも、

まずは書き出してみましょう。

 

方法②：客観的な視点で捉えてみる

 

今度は、

書き出したものを

客観的に見つめてみましょう。

 

嫌な気分でいる時というのは、

客観的に捉えることが

できていない場合が多くあります。

 

客観的に捉えることが難しいと

感じる場合は、

立場を変えて考えてみると良いです。

例えば、

「どれだけ頑張っても
　上司が認めてくれない。

　いつもダメ出しばかり。

　もう自分なんて

　必要ないんじゃないかと思う」

 

と感じている場合。

 

それと全く同じ悩みを
友人に相談された場合、
あなたはどうアドバイスしてあげるでしょうか？

 

想像してみてください。

すると、

「なぜここまでネガティブに

　考えているんだろう」

 

と疑問に思うかもしれません。

 

つまり、

この友人（自分）は現実を正しく捉えないまま、
不必要にネガティブになっているのでは？

と感じます。

このように、

立場を変えて見ると、
客観的な視点で捉えることができ、

不必要にネガティブだったことに
気付けるかもしれません。

「アドバイスをする側」になれば、

当事者よりも、
一歩引いて課題を眺めることができます。

 

ですから、

ぜひそのように一歩引いた立場で

「どう考えを変えられそうか」

を想像してみてください。

「その上司の癖なのかもよ？

　あなただけでなく、

　ほかの人に対しても

　そのように接してるかも」

 

「この間、

　〇〇さんがあなたのこと褒めてたよ」

 

そんな声掛けが頭の中に浮かんできたら、

それをそのまま

「自分宛のアドバイス」として
受け取ってみましょう。
　

方法③：善悪で判断することなく、とにかく認める

客観的に捉えてみると、

実は知らず知らずの

「〇〇ねばならない」といった、

他人からの評価をもとにした

『他人軸』に支配されていることに

気づけると思います。

 

こういった

『他人軸』に支配されている状態

というのは、

『他人軸』の価値観に
当てはまらない自分に対して、
常に「できていない」と
批判的にジャッジしていることが多いのです。

 

自己肯定感の低さは、

このような

自分自身を
批判的にジャッジする意識
から生じるものなので、

 

一旦、

その『他人軸』の枠から外し、

ありのままの自分を認めてあげましょう。

 

別の角度から

現状を眺めることで、

次のアクションにつながる糸口が

見つかるかもしれません。

また、

自己肯定感が低いが故に、

必要以上に悩んでしまっていた場合、

それを書き出してみると、

 

「これって、

　自分をただ過小評価しているだけでは？」

と、

現実的な見方ができることがあります。

さらに、

不安や悩みを見つめることで、

自分を認めてあげるチャンスにもなります。

 

例えば、

「一年前だったら、

　もっと小さなことで悩んでただろうに。

　私も成長したな。結構頑張ってる。」

 

「これを解決しようとしている時点で、

　今までより成長してる！」

 

と、今の自分を認めてあげることができます。

 

このような前向きな視点で捉えられるきっかけが、
少しずつ前向きに次のアクションを考える原動力となっていきます。